63期修学旅行第2日　　　　3 月3 日（日）天気：晴れ

63 期修学旅行2 日目が始まりました。
修学旅行のメインともいえるスキー研修の初日です。
昨夜は今日からのスキー研修に備えて早めに寝る班もいたようですが、
スキー研修に対する期待や不安のため中々寝付けなかった生徒（教員）もいました。

〇結団式
総括教頭高原先生への哀悼の念から各団黙祷から始めました。
そのあとはインストラクター代表の方から諸注意があり、各班のインストラクターの 紹介へと続きました。
3日間お世話になる先生方も様々にいらっしやると思いますが、
素直な気持ちで教えを受けて自分のスキルアップにつなげてもらいたいと思います。
インストラクターの方が仰っていましたが、「素直さこそ成長への近道」
「自分の弱い気持ちに負けないように」を忘れないよう教員も指導していきます。

〇スキー研修
福岡の地で育ってきた生徒たちにとっては慣れない雪であり、
雪山の中に足を踏み入れたこと自体が初めての経験でありました。
また、スキーに関しても経験者が各クラスに数名いるものの大方が初めてです。
最初は不安な面持ちの中でスタートしたものの、インストラクターとの距離も縮まっていき、
コツを掴んできた生徒は午後からの研修で早速頂上からすべって行く生徒も多くおりました。
また、コツをつかむのが早い生徒とは対照的に転倒することへの恐怖から抜け出せず、
インストラクターから個別の指導を受けている生徒もいました。
今回のスキー研修を通して「克己心（己に克つ心）」を育んでいってほしいと切に願います。

〇スキー不参加組生徒
スキーに参加しない生徒は、まずゴンドラで焼額山に登って志賀高原と日本アルプスを一面に見渡しました。
標高2000メートルという高さは驚きと感動を与えてくれました。
次に行った川中島古戦場では、実際の風景とそこで起きた戦いを思い浮かべた後、武田信玄と上杉謙信の像の前で記念撮影をしました。
クラスをまたいでの交流でしたが、 とても楽しそうに過ごしていました。
Mウェーブで長野オリンピックでの日本選手の活躍を3Dメガネで実感してから、善光寺に向かいました。
お戒壇めぐりにも挑戦し、本当の暗闇の中、恐る恐る歩を進めな がら、極楽のお錠前を探しました。
明日もまた本日とは違う、新しい体験ができることを、 楽しみにしていました。

〇その他
起床時間午前7 時に見回りをしたところ、 部屋によっては布団を椅麗に畳んで待機している優秀な班もありました。
委員長、班長を中心に各クラス組織が円滑に回っているという良い成果であると思います。
「連絡事項をもれなく班員に伝える」という社会人として大切な素養をこの旅行で身につけ、
クラス活動や部活動など学校生活 でも活用していければと思います。