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高校
2019/03/06
修学旅行第3 日(3月4日)
63 期修学旅行3 日目 3月4日(月)天気:雪
昨日から雨の予報でしたが、夜が明けて外を見ると、 細かな雪がしんしんと降り続けていました。
外に出てみると、地面にも車にも真新しく、柔らかい雪が積もっていて、
昨日以上にスキーに適した環境で、生徒たちの期待感もより高い状態で2 日目の研修を迎えました。
〇スキー研修2 日目
昨日の感覚が残っていたのか、多くの生徒が研修 が始まってすぐに自由自在に滑ることができていまし た。
午前中のうちに仲間の滑る様子を見て、互いにコメントし合う余裕も出てきて、
順調にスキーの技術が身についている様子が見られました。
仲間と一緒にリフトで語り合ったり木の下で休憩したりする中には、
常に笑顔が溢れており、とても充実した時間を過ごせたのではないかと思います。
また、インストラクターの方が説明するときには全員が黙って話を聴いており、
日頃から学校で言われている「話を聴く姿勢」「話は目と心で聴く」が実践できているように感じました。
昼食前に汗だくになりながら宿舎に戻ってきた生徒に、「どうだった?」と尋ねてみると、
「視界が少しだけ悪くなったけれど、昨日よりも滑りやすくて楽しいです。」
といった前向きかつ明るい返事がいくつも帰って きました。
また、引率の先生方の普段とは違う、雪山を格好良く滑り降りる様子をみて、
「〇〇先生のスキーがめちゃくちゃかっこよかった!」というコメントもあり、
心からこの研修を楽しんでくれているのだということが伝わってきました。
午後になってからは、疲れがやや見えるものの、より自分の技術を向上させようと、
滑る距離を伸ばす班も出てきました。
距離が増すにつれてインストラクターの方が出すスピードも少しずつ速くなっていきましたが、
すぐに噴れていき、スイスイと滑れるようになって いました。
昨日はあまり上手に滑れなかった生徒も、決して諦めることなく、
簡単なコースを往復して、少しずつ上達していきました。
生徒たち自身も自分の技術が上がってきていることを実感し、
嬉しそうに担任の先生に報告する様子が見られました。
〇スキー不参加生徒
1998 年長野冬季オリンピックで世界の脚光を浴びた「白馬ジャンプ競技場」からスタート。
雨の中、高所の恐怖と戦いながらも、ジャンプ台の頂点を目指し気持ちを高まらせる生徒たち。
例年よりも雪の量が少なく、白銀の世界を味わうことはできなかったものの、
世界の舞台を身近に感じられたのではないでしょうか。
その後のランチは大町市にある「グルメハウス三ツ星」。
シェフは帝国ホテル料理長村上信夫のお弟子さ んで、洋食のプロフェッショナル。
エビフライやカニクリームコロッケ、刺身などバラエティに富んだ食事を楽しみました。
また、お店に掲示してある村上氏の色紙 には
「料理の極意 それは研究と愛情と真心です」と 書かれており、
教育にも通ずる重要な要素として感慨深い食事ともなりました。
食事の後は、日本一のわさび園である「大王わさび農場」にいきました。
日本一の広さを誇る「わさび田」 に感動しながらも、生徒たちは名物わさびソフトクリー ムに興味津々。
反応は種々様々でしたが、長野の名産「わさび」を感じられたことと思います。
わさび田だけではなく、蓼川・万水川が流れ、
黒津明監督の映画『夢』やドラマのロケ地になった美しい水辺にも関心がある生徒がおり、
添乗員さんのお話を真剣に聞いて水の締麗さに感動していました。
そして、本日の最後は「松本城」の観光。時間的な制限があり、ゆっくり見る時間はありませんでしたが、
天守閣まであがり、国宝レベルの歴史的建造物の観光を通して歴史の偉大さを感じる体験になりました。
外見はさることながら、城内の立派な柱や色々な展示品に終始感心させられました。
〇売店の様子
限られた予算の中で何を買うか、誰に贈るかを考えるのも、修学旅行の楽しみのーつです。
明日は荷物の発送があるため、ほとんどの生徒が本日中に長野 のお土産を購入していました。
「部活動や授業で普段お世話になっている先生方に贈ります」という生徒も沢山いて、
日頃の感謝を伝える機会にもなっているようです。
東福岡で多くの先生方がおすすめする銘菓 「雷鳥の里」は、やはり今年度も大人気で、
他の商品よりも早く品薄状態になっていました。
〇その他
昨日の猿襲撃の情報がきちんと全宿舎で共有されたため、施錠は十分行えていました。
少しでも良い形で閉校式を行えるように、明日の研修最終日まで注意を怠ることないよう心掛けたいところです。
また、慣れないスキーによる疲れや雪に濡れたままの格好でいることなどによって
体調を崩したり怪我をし たりとする生徒が徐々に増えてきました。
最終日まで全力で楽しみ、笑顔で帰福するためにも、健康管理 に関しても継続的に指導を行なっていきます。