63期生修学旅行　3 月2 日（土）天気：晴れ

本日は待ちに待った修学旅行初日。
準備の段階から朝の見送りまで、多くの先生方に支えられて、当日を迎えることができました。
ご協力くださり、本当にありがとうございます。
朝の集合では、ほとんどの生徒が集合完了の10分 前には集合、整列し、
長野・東京でどんなことをしたいかについて、目を輝かせながら話している様子が見られました。
遅刻者もなく、大勢での新幹線移動でもきちんと列を作り、スムーズな移動ができるよう心がける姿がとても頼もしく思えました。

初日は移動だけなので、退屈かな、という不安もあ りましたが、トランプやウノで盛り上がって、楽しそうに 時間を過ごしている生徒が多く、
あっという間に名古屋まで移動してしまったように感じました。
他にはリュックの中から何冊も本を取り出し、熱心に読んでいる生徒（なんと20 冊近く持ってきているそうです！）や、
英単語帳や古文単語帳を暗記している生徒も見られ、 それぞれの個性がとてもよく現れていました。

名古屋で新幹線を降りてからは約5 時間のバス移動です。
クラスごとにバスに乗り込み、思い思いの時間を過ごしました。
カラオケをしているクラスもあり、普段とは違う甘い歌声を披露してくれ、
生徒たちの新たな一面を知ることに繋がったように思います。
また、道中では名古屋城をはじめ、JR セントラルタワー、小牧山城、松本城などの有名な建築物や、長野の名産についての詳しいお話を伺うことができました。
生徒たちも自分の持っている知識を使って場を盛り上げてくれ ました。
バス移動の途中で二度の休憩を取りました。各団ごと一斉にトイレを利用するため混雑はするものの、マナーやルールを守った行動ができていました。
しかし 移動中に喉が乾き、自動販売機を利用する生徒がとても多かったため、自動販売機前での混雑も見られました。
あらかじめ多めに持参しておくと自動販売機前での混雑を防げるかもしれません。

今年は暖冬の影響で、あまり雪が多くないということ がガイドの方や添乗員さんから伝えられていましたが、
福岡では見ることのない量の積雪に生徒たちはとても 目を輝かせていました。
バスから降りて、慣れない雪 や氷に足を取られつつもスキー場に到着し、すぐに班長会議が開かれました。
どのクラスも開始時刻前に点呼完了し、全ての委員長・副委員長・班長が「自分がしっかり班員を導くんだ」という
強い思いを持って会議に臨んでくれたおかげで、全体への連絡は非常に効 率よく行われました。
特にホテルー乃瀬では午前中に猿の被害が起こっていると聞き、冗談ではないことを 実感したのか、真剣な表情で話を聞いていました。

スキー靴の試着では、普段とは全く違う靴の感覚に悪戦苦闘しつつもなんとか履くことができました。
「歩きづらい！」と悲鳴を上げながらも、翌日のスキー研修の実感が湧いてきたのか、ニコニコと笑いながら試着する姿が多く見られました。

長野での初のタ食は、メニューの数も多く、デザー トの種類も豊富で、どれにしようかと迷う生徒や、自分の食べたいものを皿に載るだけ載せる生徒もいました。
仲間と楽しそうに会話をしながら、山盛りのご飯を食 べる様子は、とても幸せそうでした。

夜の班長会議では、若干の疲れが見えたものの、 開始5 分前に全員集合し、班長としての意識の高さが持続している様子が伺えました。
その間会議に出 席しない生徒は自室で待機するよう指示が出ていたため、ほぼ全ての生徒が自室で他の班員と一緒に遊んだりテレビを見たりして過ごしていました。
この調子で高い意識のまま最終日を迎えたいところです。

明日からはスキー研修が始まります。初めてスキー をするという生徒が多いなか、安全に、かつ全力で楽 しんでほしいところです。
班やクラス全体で団結し、最高の思い出となるよう願うばかりです。
明日も63期担任団一同頑張っていきます。