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中学生3名が 「税についての作文」で税務署長賞等を受賞

2025.12.09 お知らせ

令和7年度、国税庁などが主催する「中学生の税についての作文」において、東福岡自彊館中学校3年生の生徒3名がそれぞれ受賞し、博多税務署長より賞状が贈呈されました。

〈受賞作品〉
・3-A 安部 煌 「税はとても大事なもの」……税務署長賞
・3-A 上瀧 直道 「税と那珂川市」……税務署長賞
・3-A 三ヶ尻 州佑 「今後の税金について」……博多税務署管内納税貯蓄組合連合会会長賞

本年度は全国6,339校から426,594編の作文が寄せられました。

博多税務署長賞を受賞した安部くんは、約1500作品の中から選ばれ、博多税務署の“一日署長”を務めました。当日は署長席での決裁体験や名刺交換などを行い、税務署の役割に触れる貴重な機会となりました。

 

安部くんの作品「税はとても大事なもの」では、母親から聞いた自身の誕生時のエピソードを通して、出産費用や医療機器など、生まれる前から税金が使われていることに気付き、その大切さについて書きました。

上瀧くんの作品「税と那珂川市」では、市営バスの利用者減少を受けて導入された予約制システムに着目し、税金が市民サービスの維持と改善に活かされている点を自分の視点でまとめました。

三ヶ尻くんの「今後の税金について」では、歯科医師である親へ話を聞き、最新の医療機器にも税が活用されていることを知った経験から、税が身近な生活の多くを支えていることを実感した思いがつづられています。

3人とも受賞にあたり、「課題として取り組んだ作文が評価されてとても嬉しい。親からは“才能がある”とも言われ、励みになった」とそれぞれ喜びを語ってくれました。

中学生の「税についての作文」事業は、租税教育の一環として毎年実施され、今年で58回目を迎えます。博多税務署では「子どものころから税についての理解を深めてほしい」としています。