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西南学院大学 出張講義を行いました

2025.07.01 授業

6月27日(金)、西南学院大学法学部の釜谷真史教授に来校いただき、出張講義を行なっていただきました。
この日参加した生徒は、2年11組、12組の生徒たちで、彼らにとっては進路選択を考えるための貴重な時間となります。

第1部では、
・大学では何を身につけるべきなのか。
・法学部、国際私法、VisMootで何を学べるのか。
という点についてお話しいただきました。

社会に出れば、答えのない問ばかりと向き合うことになり、さらに、答えのない問いを提起する力も必要になります。
そのためにも、「答えのない問題に、答えを出す訓練をする場」が、大学であることを教えていただきました。

後半では、釜谷教授の専門である法学、特に国際私法での学び、VisMoot*を通して身につけられる力を紹介いただき、第2部のVisMoot体験会へと進みました。

*Vis Mootとは?
国際取引で生じる架空の紛争を題材に、英語で弁論を戦わせる国際模擬商事仲裁大会。 全世界の法学部・ロースクールの学生を対象に、1993年から毎年ウィーンで、2003年からは香港でも開催されている。 大会での弁論はもちろん、文献資料も、事前に提出する準備書面もすべて英語。また、弁論を審査するのは実務で活躍中の著名な仲裁人であり、国際取引法務の最前線を体感できる大会である。

第2部では、Seinan Vis Mootチームに所属する学生たちがサポートに入っていただき、生徒たちは、実際に使用された弁論のやり取りを被申立人、申立人に分かれ、ミニ試合を体験しました。
今回使用したのは日本語の原稿ですが、聞き馴染みのない言葉に苦戦しながらも、役になりきり熱弁。
中には、「自分ならこういう反論・意見を言う」といった点を見つけた生徒もおり、大学生の学びや普段の活動を体験できる、貴重な時間となりました。

釜谷教授、Seinan Vis Mootチームの皆さん、ありがとうございました。