4月30日(水)、医進・サイエンスとして初めての理系探究授業がありました。
講師としてお招きしたのは、獣医師として活躍する外平友佳里さん。
幼少期から動物が好きだったという先生が獣医を目指したのは、高校2年生の時に出会った翼の折れたツグミがきっかけだったそうです。
助けたいと近くの動物病院に連れて行きましたが、犬猫以外は診られないと断られ、翌日そのツグミは亡くなってしまったのです。
小さな頃から動物に魅せられていた外平先生は、動物に関わるのなら命を助けられる獣医師になりたいとその時に強く思ったと教えてくれました。
夢を叶え、今では多くの動物たちを診ている先生が教室に連れてきてくれたのは小さなモルモット。
聴診器を使い、小さな体で動いている心臓の音を聞かせてくれました。自分たちの心音とモルモットの心音を比べて、小さな心臓が動くスピードに驚く生徒たち。
日常生活ではなかなかできない体験をしたようです。
小さな生き物でも自分たちと同じ命があること、先生の話を通してどんな生き物にも深い心があり、人間を受け入れる心があるということを学ぶ貴重な時間となりました。
今後も医進・サイエンスコースでは外部講師をお招きし、探究学習を行っていきます。