6月19日(木)に九州大学基幹教育院より安田章人准教授をお招きし、「狩猟学」について特別授業を行なっていただきました。
安田先生は、フィールドワークによる調査と、環境社会学・環境倫理学の観点を融合させて「人と野生動物の共存関係」を探求し続けています。
授業では、野生鳥獣による農作物被害や人身事故などの社会問題とその対策の現状を学びながら、「自分たちはどのように野生動物と共存すればよいのか」を考えていきました。
途中、先生が持ってきてくださったレプリカの猟銃やイノシシの骨格などに触れる時間もあり生徒は興味津々。日常生活ではできない体験をしたようです。
授業の後半では、安田先生の生い立ちからこれまでの経験をもとに、「どんな進路があるのか、自分の興味と仕事を繋げるにはどうしたらいいのか」という、生徒たちがこれから向き合っていく"進路選択"へとつながる考え方を教えていただきました。
生徒たちには、こうした探究授業を通してたくさんの先人と出会いながら、安田先生がおっしゃていた「出会いを大切にし、己と向き合い、自分の興味のある道を全力で進んでいく」ことを体現して欲しいと思っています。