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【医進・サイエンスコース】ドローン技術で社会課題を解決する

2025.11.12 授業

11月12日、医進・サイエンスコースの理系探究の授業で、九州電力グループの「九電ドローンサービス株式会社」より講師をお招きし、ドローンに関する講義と操縦体験を行いました。

授業ではまず、ドローンがどのように社会で活用されているかを学びました。災害現場での状況確認や電力設備の点検、農薬散布や物資輸送、さらには映像制作やエンターテインメントなど、ドローンは幅広い分野で活用されています。

講師の方からは、九州電力が災害時の迅速な対応や安全確保のためにドローン事業を立ち上げた背景についてもお話しいただき、テクノロジーが社会の課題解決に果たす役割を具体的に知ることができました。
また、ドローンの操縦に関わる法律や免許制度、特許の申請などについても学びました。
新しい分野であるため、まだ多くの可能性が残されており、「アイデア次第で新たな技術やサービスが生まれる」という講師の言葉に、生徒たちは強い関心を寄せていました。

質疑応答では、「ドローンの価格帯」「飛行距離や時間」「壊れやすさ」「データの正確性」など、具体的な質問が相次ぎ、講師の方との対話を通して理解を深めました。

講義の後は、実際にドローンを操縦する体験も実施。
実際にドローンの操作を体感しながら、科学技術が現実社会にどのように応用されているのかを学びました。
今回の探究授業を通して、生徒たちはドローン技術の可能性だけでなく、「科学が人と社会の未来を支える力」であることを学ぶ貴重な時間となりました。