特進英数コース2年生を対象に、社会探究授業の一環として、福岡県弁護士会所属の稲吉佑紀弁護士をお招きし、法学に関する講義を行いました。
社会探究は「社会の中の自己」をテーマに、生徒自身が講師に交渉・依頼を行い、主体的に学びを進めることが特色です。
今回の講義では、弁護士の仕事内容や法律の役割、「言葉を用いて人を守る」ことの意義について、具体的な事例を交えながらお話しいただきました。
生徒のアイデアから出た新しい法案として「男性専用車両の導入」をテーマにグループディスカッションを実施しました。
賛成・反対の意見を論理的に組み立て、発表し合う中で、法案が生まれるプロセスや社会的な影響について理解を深めます。発言を尊重し、反論を想定した意見など、専門家から学ぶ実践的な学びの場となりました。
講義の後半には、将来弁護士に興味のある生徒もおり、生徒から多くの質問が寄せられました。稲吉弁護士は一つ一つ丁寧に答えてくださり、法曹の世界をより身近に感じる機会となりました。
今回の授業を通して、生徒たちは法律の仕組みや弁護士の職務について理解を深めるとともに、社会に対する主体的な関わり方を考えるきっかけを得ました。