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【医進・サイエンスコース】獣医師の仕事に触れる

2025.09.24 授業

9月24日(水)、医進・サイエンスコースの理系探究授業がありました。
講師としてお招きしたのは、本校で2回目の授業となる獣医師の外平友佳里さんです。

4月は、モルモットを通して小さな生き物でも自分たちと同じ命があること、どんな生き物にも深い心があり、人間を受け入れる心があるということを教えていただきました。
今回は、健康な動物と病気を持った動物、それぞれの血液塗沫を顕微鏡で観察し、違いを見てみるという授業。
実際に外平先生がされている仕事の一部を体験しました。

健康な動物の血液は、赤血球の大きさが丸く均一な一方で、
病気を持った動物は歪な形をしていたり、整列していなかったりと、癌や感染症などを患っているという特徴を見ることができ、生徒たちにとっては、貴重な体験になったようです。

最後に、《「動物園」「獣医師」と言っても、周りを取り巻く環境や関係する機関・人は多岐に渡る。たくさんの人にお世話になっている分、たくさんのことができている。これから先、どんな道を歩むことになっても多くの繋がりの中で生きていくので、それらを大事にしながら、広い視野と探究心を持って学んでいってほしい》と外平先生からメッセージが伝えられました。

生徒たちには、多くの先人から学んだこと・伝えてもらった言葉を心に留めておきながら、日々の高校生活を好奇心いっぱいに過ごしてほしいと思います。