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【国際教養コース】西オーストラリア研修 IDEAL Program

2025.09.18

国際教養コースの一年生たちは、西オーストラリアで行われた海外研修を無事に終了しました。

この研修は「IDEAL program」と呼ばれ、Initiative、Diversity、Empowerment、Adaptability、そしてLeadership──五つの言葉の頭文字を取って名づけられています。その名の通り、生徒たちはただ学ぶのではなく、その価値を肌で感じる海外研修です。

パースを拠点に、ロットネスト島やUniversity of Western Australiaなどでプログラムを実施し、いくつもの町を巡りながら、サウスウエストにあるバンバリーでは「Japan Fes」で主催者とともにイベントを創り上げました。

ブースを設営し、ステージに立ち、歌い、踊り、笑う。
直前まで現地の主催者と打ち合わせを重ね、細かな調整を繰り返しながら、一つの舞台をつくりあげていきました。
舞台の瞬間が訪れたとき、彼らのパフォーマンスに涙を浮かべる生徒もおり、異国の地で感動を届けることができたのは、かけがえのない出来事そのものでした。

会場にはホストファミリーの姿も多くありました。拍手を送り、抱きしめ、まるで我が子のようにその努力を讃えていました。

オーストラリアの青空の下に響き渡る笑い声、そして若々しい歌声。
あの一瞬、彼らと共に見た光景は、生徒たちにとって何よりも輝く宝物となりました。

また、各地のプログラムの合間を縫って、探究学習の一環として現地調査活動も行いました。

果敢に人々へ声をかけ、インタビューを申し込み、調査を依頼し、英語でのやり取りに恐れることなく挑んでいく姿には、熱気が宿っていました。
まるで燃えるような探究心が、ひとりひとりの胸の奥で確かに灯っていました。