1945年、終戦直後に福岡米語義塾として始まった学校法人 東福岡学園は、2025年11月10日(月)に"学園創立80周年"という節目を迎えました。
秋晴れのなか、学園創立80周年記念式典に大変多くの皆様にご臨席を賜りましたこと、心よりお礼申しあげます。

式典は国歌斉唱から始まり、本学園に在籍した物故者に対し黙とうが捧げられました。
続いて、德野慎一郎理事長が式辞を述べ、創立以来大切にしてきた「努力に勝る天才なし」「意志あるところ道あり」の教育理念のもと、子どもたちが自らの可能性を信じ、挑戦し、着実に成長してくれたこと、卒業生の皆さんが今、様々な分野で活躍されていることに喜びを示しました。

さらに、2030年までの学園ビジョン「NEXT HIGASHI 2030」の実現に向けて、「地域に、社会に、世界に、開かれた学校」を目指し、「人とつながり、世界とつながり、未来とつながる人」の育成に取り組んでいること、また、その一環として、中高の共学化や高校のコース改編・新設といった大胆な学校改革を進めていることに触れています。
德野理事長は、「80周年は新たなスタートです。これからも東福岡学園は、教育理念である"親の心を心とした教育 親の願いを願いとした教育"を大切しながら、建学の精神にある《私学の秀峰》という高い理想に向かって歩み続けます。そして、地域に根差し、社会に貢献する学園として、教育の質を高め、子どもたちの豊かな成長を支えて参ります。」と締めくくりました。
式典では、永きにわたり学園を支え続けてきた、前理事長(現:学園長)の德野光博先生、前学校長(現:学園専務理事)の松原功先生に感謝状と花束を贈呈しました。


最後に應援團が登壇し、列席者で校歌の斉唱を行い、閉式となりました。

午後は、「80周年生徒企画」として生徒会の生徒たちが企画・運営を行った「Road of HIGASHI」が開催されました。
校内に設置されたチェックポイントを10名1グループとなって巡るウォークラリーです。
クラスシャッフルで編成されたグループも、終盤には打ち解けて笑顔が見られる企画となりました。


「Road of HIGASHI」のほか、80周年企画の一つとして制作したモザイクアートもお披露目されました。
これは、80年分の写真3634枚で1枚の絵が出来上がっており、今後は校内に飾られる予定です。

ご来場いただいた皆様をはじめ、開催にあたりお力添えを賜りましたすべての方々に、心より厚く御礼申しあげます。
東福岡学園はこれからも、新たな歩みを進めてまいります。
本日は、誠にありがとうございました。